2012年10月9日火曜日

色彩の夢を実現したLED Fixture誕生














 すべての色を自由にそして即座に表現するというのは、カラースクローラーの時代からの、照明家の求める夢であったかもしれない。それはアーティストが、自由に絵の具を混ぜ合わせて自分の求める色を作り出せるのに対して、照明の場合、それは非常に困難であったためだ。

この事は、ムービングライトに搭載されたCyan、 Magenta、 Yellowの3色のフィルターを使った減法混色によるカラーミキシングにおいても、そのカラーフィルターの差異やまたHID光源そのもののばらつきで、均一且つ正確なカラー混合というのは難しく、またその色を異なる器具を越えて統一することは不可能だった。そしてこの正確且つばらつきのない美しいカラーミキシングという果てしない夢は、LED時代全盛の今でもまだ、生み出すのは困難を極めるのです。

ここに紹介する次世代のLED照明器具とも言えるilumoは、現代のLED時代においても難しいばらつきのないメーカーの機種を越えたカラーミキシングを、ユーザーによるRGB個々の調整を可能とすることで解決し、ソフトウェア技術で正確なカラーキャリブレーションを実現しています。これまで、さまざまなLED機器が登場する中、単純なRGBWの見た目の加法混色以上に、カラーの概念をCIEの定義するカラースペースの 再現にまで高めたカラーキャリブレーションというものがあったでしょうか?

このiLumoというFixtutreは、単純な4色のカラーミキシングという使い方以外に、XY座標で指定するCIEのカラースペースの再現や、個体別に原色のRGBを調整することで、他社製品のFixtureが生み出すカラー にマッチした色を生み出すカラーキャリブレーション機能を搭載し、LED素子における色の不一致を解決することが可能です。

また、RGBで生み出すホワイトの色温度を器具のデフォルト値として登録することが可能で、正確な色温度に調整したカラーキャリブレーションも可能です。

(色温度をDMX制御する場合は、これはDMXパラメーターで制御するため、モードによっては無効になる)

一般にLED素子のばらつきはマネージメントができず、その意味で乱立するFixtureのどれを選択しても購入時期によっては、個体差が発生するほか、当然ながら舞台で多種多様な機種を使用する場合において、それぞれのFixtureの色をマッチさせる事は不可能でしたが、劇場のエンジニアや、色にこだわるデザイナーにとって、このFixtureはカラーミキシングの未来を実現したものになるのではないでしょうか?

今まさにLED全盛の中、MRTEでは、このカラーミキシングの革新的な概念をもつFixtureに出会い、これを取り扱うことを決定いたしました。

下記詳細

 http://www.mrte.jp/html/nc.html





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